フォトウェディング当日が雨だったらどうする?
雨の日ならではの演出

フォトウェディングでは、事前にロケーションや日時を決めて、屋外で撮影が行われることが多くなっています。その為、当日の天候次第では、雨が降っていても撮影をしなければいけないケースも十分考えられます。もし、せっかくの撮影の日の天気が悪いと気持ちの余裕が持てず慌ててしまう可能性もあります。しかし、雨が降ることは十分予想できるケースなので、事前に心の準備をしておきましょう。

フォトウェディングのロケーションは基本的に野外であり、必ずしも晴れているとは限りません。また、リゾートウェディングの場合は海をバックに撮影するビーチ撮影も人気となります。 どの地域でも季節によっては、雨の降る確率がとても高い時期が存在します。そのため、絶対に当日は晴れるだろうと考えてしまうと、天気が悪くなっただけで気持ちが沈んでしまうかもしれません。せっかくのフォトウェディングで気分が落ちこんでしまうと、表情にまであらわれてしまうでしょう。フォトウェディングの写真は一生残るものなので、できるだけ良い表情で撮影したいものです。 当日に気持ち良く撮影に臨むために、万が一天気が悪かったときのこともしっかりと考えておきましょう。あらかじめ複数のプランを用意することで、万が一当日に雨が降ったとしても別のプランに変更することもできます。ウェディングフォトの予約をするのは、約1カ月~2か月前であることが多く、当日の天気を正確に予想することは難しくなってきます。また、直前の天気予報は晴れでも、当日になると大雨というケースも少なからずありえます。あまり晴れの天気を期待しすぎることなく、雨や雪などが降るかもしれないことを念頭に置いて準備をしておきましょう。

フォトウェディング当日に雨が降ったらどうする?

撮影の当日に雨が降った場合は、スタジオによって対応は異なりますが基本的に保証はついてきます。

スタジオのほうでも当日の天気が悪くなる可能性は検討しており、そのための特別な対応を用意しているところも少なくありません。仮に、屋外の撮影からスタジオ撮影に変更されることはよくあることです。スタジオであれば屋内のため天気は関係ないのですが、撮影バリエーションが限られるので少し気になるでしょう。いろいろな背景や小物を用意しているスタジオであれば、スタジオ撮影でも変化のある写真を撮ることができます。衣装も替えながら撮影ができるので、イメージを変えて期待以上の撮影ができるかもしれないですね。

室内撮影に切り替える

フォトウェディングでは、室内撮影用でスタジオが使えるプランもあります。 撮影当日に空きがあればスタジオ内で撮影することも可能です。 また、さまざまな背景や演出を用意しているスタジオも多くはなっています。

撮影日を延期する

撮影会社によっては、雨天保障があることもあるので事前に確認をお勧め致します。 滞在期間中に改めて撮影をする日程を決めていきます。 撮影日は新郎新婦やスタッフの予定が埋まっていない日で調整いたしますが すぐに撮影ができるとは限りません。

雨が止むのを待って撮影する

一日中降り続く天気予報ではない場合、晴れてくるまで延期するというケースがあり、ひょっとしたらすぐに撮影可能となるかもしれません。 しかし、季節によっては、連日雨が続いてしまい、何度も延期になってしまうこともあります。 夏場のゲリラ豪雨、天気予報が「雨のち晴れ」など予想がつきにくいこともリスクに繋がります。 雨上がりの天候次第では虹がかかった写真が撮れることもあります。

予定通り撮影する

日程をずらすのが難しい場合や、天候にこだわりがない場合は小雨であれば決行することもあります。 雨の日に撮る写真は晴天時とは異なる魅力があるので 雨の日ならではの特別な写真が撮れ、素敵な思い出になるのではないでしょうか。

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雨の日ならではのフォトウェディングの撮影例

撮影当日が雨でも楽しんで撮影ができるおすすめのポーズや演出を紹介します。

スタジオによっては雨の演出を得意としているところがあり、当日に雨が降ったとしてもその天候を生かした撮影をしてもらえます。延期する必要がなく、衣装を変える必要はありません。延期した場合のように日程の振替をする必要もなく、メリットが大きいです。晴れの日にはできない特別な演出を考えてもらうこともできるため、雨が降ってくれて良かったと感じることもできます。後から振り返ると、雨天に撮影したことが、良い思い出となるでしょう。その際、仮に雨天撮影になったとしても、料金が変わるということはないので安心していただけます。雨天に使える傘などのアイテムもすぐに用意してくれるでしょう。雨の演出に慣れているスタジオならば、臨機応変に対応でき、不安を感じることは少ないといえます。

傘を持った写真

雨の日ならではの定番アイテムが傘であり、これによって幅広い演出が可能となります。 たとえば、その日の衣装に合わせて傘を選ぶことができます。 和装をしている場合には和傘を使用することが多く、雨除けとしても活用できるため、とても便利です。晴れの日でも和傘を用いることがあるのですが、雨が降っている中での撮影のほうがより自然でアクセントのある写真になります。 傘を使った撮影では相合い傘が基本であり、2人で1つの傘をさして、お互いが密着するため、ラブラブで仲の良い雰囲気となります。和傘の場合は、傘越しに2人のシルエットを撮るという演出ができて、お洒落なショットとなります。また、傘をさしていても、光によって照らされた雨粒は写真に写り、それがとても幻想的な雰囲気を生み出してくれます。 傘には、さまざまな形や色のものがあり、衣装や演出によって上手く使い分けることができるのです。幅広い種類の傘を用意してくれるスタジオもあります。

雨粒が写る写真

あえて雨粒が映り込むような構図にすることでお洒落な写真が撮れるのではないでしょうか? たとえば、夜のロケーション撮影で雨天の場合は、雨粒がライトに照らされてとてもドラマチックな雰囲気を演出できます。雨粒越しに2人を撮影するという演出も考えられるでしょう。

水たまりを使った写真

雨の日にしか実現できない撮影の演出として、水たまりを利用した方法があります。 水たまりには2人の姿が鏡のように映し出されるのですが、これを演出に活用すると、 幸せな2人の写真を実現できるでしょう 雨上がりや、雨が降らなければ水たまりを撮影に活用できないため、これはとても貴重な機会となります。また、上手く水たまりに2人の姿を映し出すためには、表面が穏やかになっているタイミングを待たなければいけません。

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フォトウェディング申し込み時に確認しておきたいこと

後悔しないためには問い合わせ時に、【雨天時の対応】について確認する必要があります。

ロケーション撮影をする予定なら、雨が降ったときに備えて、いくつかのプランを考えておくと、当日天気が悪くても慌てず済みます。 おすすめなのは、チャペルや全天候型ガーデン、寺社仏閣、洋館など、屋外だけじゃなく建物を使える場所での撮影プランを作っておくこと。 晴れたときはもちろん、雨の場合も室内で撮影ができるので、天気の心配をしなくて済みます。

撮影当日が雨だったときの対応

雨天時の対応は、依頼する業者やプラン内容によって異なってきます。 延期の場合は、日程を変更して撮影をします。 遠方の場合は、滞在期間中に振替をするパターンもあります。 撮影日をずらすだけなので、基本的にキャンセル料は発生しません。 延期ではなく中止の場合は、スタジオによって対応が変わります。 雨天時の対応は事前に聞いておくとスムーズにスケジュールを立てることができます。

撮影が延期になる条件

天候不良により撮影を延期するかどうかの基準が設けられている場合が多いです。 一般的には当日の降水確率を参考に撮影が決行できるかどうかを判断します。 また、延期の決定はいつ行うのか、いつまでに連絡をくれるのかを確認する必要があります。

別日でも希望の衣装が着られるかどうか

撮影時に着る衣装をレンタルする場合、前撮り用の衣装はたいてい一点物で、 撮影予備日(延期日)も同じ衣装が使えるとは限りません。 延期日に別の人が衣装をレンタルしている可能性があるので 撮影申し込みをする前に、撮影予定日・予備日も、同じ衣装を手配してくれるのか事前にスタッフに尋ねると良いでしょう。

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フォトウェディング当日に雨が降ることも想定して準備を進めよう

雨の日の撮影はけっして悪いことばかりではなく、晴天では実現できない写真を撮るチャンスがあります。傘や雨粒などが良いアクセントとなり、ドラマチックな撮影になるかもしれません。 さらに虹を背景にした撮影ができる可能性もあるのです。雨のおかげで最高の1枚を撮れることも期待できます。 参考例のように、もし撮影当日に雨が降ったとしても、前向きにとらえることができるのです。これからフォトウェディングの契約をする際には、雨天でも撮影を続けることも選択肢の1つとして考えておくのもよいでしょう。