フォトウェディングの流れ
情報収集から予約、撮影当日まで

近年、結婚式の予算の関係や、結婚式はしたくないけれど写真には残しておきたいなどの理由から「フォトウェディング」がとても注目されています。挙式前の前撮り、挙式後の後撮り、お子様もご一緒にアニバーサリーフォトなどなど、さまざまな場面で行っていただけるフォトウェディング。
まずはファーストステップとしてウェディング専門のフォトスタジオや結婚式場などに問い合わせることから始めましょう。
とはいえ、「電話やWEBで予約できるのか?」「打ち合わせは必要なのか?当日いきなり撮影をするのか?」「写真はすぐに受け取れるのか?」など、結婚式とは違うため分からないことが多いかもしれません。
安心してフォトウェディングの計画を進めるために、予約から写真を受け取るまでの流れを把握しておきましょう。

フォトウェディングの流れ:情報収集~打ち合わせ

おおまかな撮影日時や撮影場所などの全体像を決めたら、目当てのプロデュース会社に直接行くか、電話やWEBで予約・問い合わせをします。

契約前でも実際にスタジオや衣裳を見せてもらうことが可能なため、いくつかのスタジオやプロデュース会社に話を聞きに見を学して比較するのもおすすめです。
また、スタジオやプロデュース会社によっては、試着体験のご案内を行っておりますので、どのような衣裳や写真のカットがあるのか、実際に見て撮影をイメージすることができます。

情報収集

スタジオ撮影がいいのか、ロケーション撮影がいいのか2人で話し合い、フォトウェディングのイメージを固めましょう。
撮影スタイルは、和装、洋装、私服撮影など様々です。予算やプラン内容を比較し理想を実現できるプロデュース会社を探し出しましょう!
とくに、プラン内容は、じっくり比較いただくことをお勧めします。予算も大事だと思いますが、金額が安価でも撮影カット数が少ない、衣装の選択肢が少ないなどといったプランもありますので、インターネットや雑誌媒体などでリサーチすることがお勧めです。

問い合わせ・予約

気になった会社があれば、すぐにお問合せいただくことがお勧めです。ホームページ上では分からない料金詳細や、撮影日程の希望があれば、お申込み前でもカメラマンやメイクスタッフの空き状況のご案内も可能です。
数社お問合せをいただき、比較いただいたうえで、依頼する会社が決まりましたら、事前打ち合わせ(撮影詳細やお衣装試着等)のご予約を入れていただきます。

事前打ち合わせ

事前打ち合わせでは、撮影内容のプランや、衣装、おふたりのイメージなど具体的に進めてまいります。撮影イメージが固まっていれば、撮りたい雰囲気の画像などご準備いただければスムーズに伝えることができます。
撮影内容が固まったら、料金をお支払い(一部予約金)いただきます。残りの金額は指定された期日までにご入金いただきます。内金の有無や支払い期日は会社によって対応がことなるため、事前に担当者に確認しておきましょう。

フォトウェディングの費用相場と料金を抑える6つのコツ

フォトウェディングの流れ:準備~当日

決まった時間内の準備で納得のいく写真を残すには、スケジュールを把握し、準備期間をしっかり設けることが大切です。

撮影が終わってしまってから、「あんなシーンが欲しかった」「こんなポーズで撮りたかった」と思ってしまうことのないように、どんなシーンでどんなポーズで撮りたいかは、事前にふたりでしっかり話し合い、リストアップしたり担当者へ相談しておくといいでしょう。
フォトグラファーへもしっかり共有しておりますので、後々データをみて後悔することがないよう、準備段階から相談しておきます。
なお、希望の写真に小物(アイテム)が必要な場合は、スタジオにあるのか、あるいは自分たちで用意しなければならないのかも、事前に確認しておくのがお勧めです。

撮影準備

撮影に使用するアイテムや、衣装小物を準備します。洋装、和装によって準備物はことなりますが、衣装インナーやアクセサリー類、ブーケなどお写真を華やかにするアイテムを撮影イメージやコンセプトに合わせて準備しましょう。
プランによっては、小物が含まれていることもありますので、どのような内容のものが含まれているのか、事前に確認したり、見せてもらうようにしましょう。また自身で用意しなくてもレンタルができるアイテムもございます。
撮影当日にいいコンディションで迎えられるよう、十分な睡眠、お肌のケアも大切ですね。

撮影当日

支度がありますので、指定時間までに店舗を訪れます。洋装、和装のどちらであっても、お着替え前にお手洗いを済ませておくことをお勧めします。ヘアメイク・着替えを行いいよいよ撮影場所へ移動。撮影時間内に、事前打ち合わせ時お伺いしておいたおふたりの理想のイメージに合わせてカメラマンが撮影を行います。
プラン内容、プロデュース会社によって異なりますが、撮影時はメイクスタッフさんの同行をつけることをお勧めします。とくにロケーション撮影の場合は、風邪が吹いてヘアセットが崩れたり、化粧のヨレをすぐに直してくれるので、ご新婦様にとってもとても安心できるサポートとなります。

フォトウェディングのプランの種類は?理想を実現するための選び方

フォトウェディングの流れについてのよくある質問

不明点や些細なことでも気になる部分があれば、直接問合せし、その場で解決することがベスト。

手配会社によってプラン内容や、注意点は異なります。
撮影のプラン内容に関しては、インターネット上で検索をしても解決できないことや、ホームページ上には具体的に掲載していないことも多いので、直接担当者やプロデュース会社に問い合わせることが確実です。
お問合せをいただく中で、よくあるご質問を下記にてご紹介いたします。

写真の受け取りにはどのくらいの期間がかかる?

プロデュース会社によって異なりますが、撮影日より1か月程度かかることが一般的です。急ぎで必要な場合(披露宴等)は、事前打ち合わせ時に担当者へ伝えるようにしておきましょう。有料オプションで早めに納品することも可能です。

予約後のプラン変更はできる?

撮影日の一定期間前までなら変更が可能です。会社により異なりますので、予め確認しておきましょう。またプラン内容や期間限定のキャンペーン内容によっては、予約時から変更・取り消し料金がかかる可能性もございますのでご注意ください。

直前でも予約できる?

スタッフに空きがあれば可能です。ただし、準備期間が短くなってしまうので、時間があれば準備できるものが出来なかったりする可能性もございます。
希望衣装在庫の取り寄せや、オリジナルでブーケなど作成したい場合等。
準備期間のことも考慮すると、1か月以上前に予約を進めるのが望ましいです。
とくに桜、紅葉シーズンは予約がすぐに埋まってしまうため、早めに申し込むことをお勧めします。

ロケーション撮影で当日雨のときは延期できる?

会社により異なりますが、延期(日程変更)できるケースが多いです。
雨天保障がどのようになっているのかは、お申込み前に事前に確認いただくことがお勧めです。また小降りの場合は、予定通り実施することが多いです。
延期した場合は、同じ衣装の用意ができなかったり、事前に打ち合わせしたスタッフから担当が変わってしまったりする場合もございます。
延期ではなくキャンセルの場合は、キャンセル料金が発生するおそれがございます。

フォトウエディングで後悔しないためのポイントは?よくある失敗例も

フォトウェディングの魅力

ウェディングドレスやタキシード、和装など、結婚式で着る衣装を身にまとって、お二人の好きな場所で撮影します。

フォトウェディングには、結婚式場が提携するスタジオで撮影する「スタジオ撮影」と、開放感があふれるロケーションや、四季折々の素敵なシーンで撮影する「ロケーション撮影」があります。結婚式とは違い、費用を抑えつつ、時間や日にちを気にすることなく、結婚した記念を残すことができるのがフォトウェディングです。和装にするか、洋装にするか、スタジオで撮影するか、思い出のロケーションで撮影するかなど選択肢も多く、撮影場所を選ぶ楽しみも多いのも魅力の1つです。フォトウェディングは、結婚式のようにゲストの招待や、披露宴の打ち合わせが必要ないので、申し込みから2ヶ月から3ヶ月ほどああれば準備期間としては十分です。スタジオやロケーション選び、衣装などじっくりと吟味して、思い出に残るすてきなフォトウェディングにしましょう。