沖縄で結婚式を挙げる費用の目安
負担を下げるにはどうすれば良い?

沖縄挙式の最大の魅力は、海外挙式よりも費用をかけることなく、海外リゾートのような雰囲気の中で結婚式が叶うところですよね。
挙式会場自体も、日本国内とは思えないくらいのオーシャンフロントの素敵な会場が沢山あります。
また沖縄挙式の場合、ゲストは1泊、新郎新婦2~3泊と比較的ご負担を少なくして行えるのも人気のポイントとなっています。
もちろんパスポートもビザも必要なく、日本語が通じる国内なので年配のご親族様もご招待しやすいことも大きなメリットとして挙げられます。
そんな人気な沖縄挙式の1番気になる点としては、やはり費用ですよね。
こちらで詳しく沖縄挙式にかかる費用や節約方法などご案内します。

沖縄で結婚式を挙げる費用の相場

エリア・会場、時期や希望するオプションの内容で結婚式の費用は大きく変動します。
希望に合った結婚式を叶えたいけど、予算はできるだけ抑えたい‥という方に、できるだけお2人の希望を取り入れつつ、予算を下げる方法を徹底解説します。

沖縄でリゾートウエディングを挙げる費用の目安

沖縄挙式を行ったカップルの平均費用は155万円と言われています。
また更に、パーティーやお食事会も行わないシンプルな挙式であれば、100万円もいかない場合もあります。
反対にゲストを沢山招待し、パーティーまで行った時の平均費用は209万円と100万円近く費用に差ができますが、都内で行う場合の費用が平均300~350万円といわれているので、それに比べたら旅行代金を含めても費用は意外とお安めですね。

また、沖縄挙式の平均的な参列者数は25.4人と言われています。
傾向として中でも最も多い人数が10人~19人程度の20人未満の親族様メインの少人数でアットホームな挙式を行う新郎新婦様も多くなってきております。
参列人数が少なければ少ないほどパーティーなどにかかる料金が抑えられますので自ずと総額もお安くなります。

パーティー費用と同様に、挙式以外にも他に何を行いたいのかの希望でもご料金は変動します。
例えば、フォトツアー。
せっかく沖縄に行くのなら人気のビーチや大自然でのロケーションフォトは憧れますよね。
ファーストウエディングの場合、10万円前後にて人気のフォトスポットで撮影をすることが出来ます。
しかし撮影のカット数やカメラマンの人数などの条件によってもご料金は変動するので、お2人の中で絶対に譲れない条件などを書き出しておくと、ご相談がスムーズに進みます。
旅行費用も総額が大きく変動する要因の一つですね。
沖縄挙式の場合、結婚式後はそのまま新婚旅行も併せて行うケースが一般的です。
約9割のカップル様が一緒に新婚旅行も行っています。
旅行費用の平均は約31.7万円と言われていて、やはり新婚旅行なので、いつもよりラグジュアリーなホテルにご宿泊されるカップル様が多いです。
旅行費用も選ぶ時期やプランなどで料金が大幅に変わります。
もちろん滞在日数は長ければ長いほど高くなりますし、閑散期より観光シーズン真っ只中の夏休みやゴールデンウィークの方が高くなります。
加えて滞在中の過ごし方によっても料金は変動しますね。

※参考
海外挙式の帰国後パーティの費用は?自己負担額は?気になるお金を徹底解説 (zexy.net)
披露宴のみにかかる費用平均は290.4万円!節約ポイント5選 (hana-yume.net)
「沖縄ミニ経済レポート vol.4 リゾートウエディングに関する調査について」 (内閣府 沖縄総合事務局)

沖縄でリゾートウエディングを挙げる際に考慮したいその他の費用

また沖縄でリゾートウエディングを行う際には下記の費用にも考慮していくと思わぬ出費になることを防げます。

ロケーションフォトの費用

1つ目はロケーションフォトです。 せっかく沖縄で挙式を行うのであれば、多くの新郎新婦様はビーチでの撮影を行いのではないのでしょうか?実はプロデュース会社や式場によって、プラン内にてビーチフォトを行える所と、追加オプションとして料金が加算される2つのパターンがありますので注意が必要です。
ロケーションフォトの費用はロケーションなどで大きく変わりますが、約80,000円~130,000円となります。
プラン内にしろ、追加オプションにしても撮影カット数やカメラマンの人数など、もろもろの条件によって価格も変動する場合がありますので、事前に担当プランナーに話を聞いておくことが大切です。

旅行費用

2つ目は旅行費用です。
海外のリゾートウエディングと同様に、沖縄で挙式を行うカップルの9割はそのまま新婚旅行も行います。
もちろん滞在日数が多ければ多くなるほど旅行費用は高くなりますので、平均として31.7万円と言われています。
滞在日数や離島の観光の有無などによって費用は変わりますが、20~29万円程度がボリュームゾーンと言われています。

地元での披露宴の費用

3つ目は地元での披露宴の費用です。 リゾートウエディングでは、結婚式に呼べなかった友人や会社の上司、同僚等にお披露目するため、挙式後に地元で披露宴を行うことも珍しくありません。
披露宴の費用はおおむね200万円~300万円程度と言われており、招待者の数や会場によって大きく費用は変わります。
またご祝儀制にするのか、会費制にするのかでもお二人のご負担金は異なります。割合としてはご祝儀制が54.8%、会費制が39.3%となっており、一般の結婚式に比べるとご祝儀制で行った人が多い事が分かりますが、会費制はゲストの金銭的負担を減らすことが出来ると共に、お二人にとっても、ゲストから頂くお金が事前にわかるようになるので、事前に計画が立てやすく、自己負担金をコントロールしやすいスタイルということができます。
会場等と一緒にどのようなスタイルで披露宴を行うのか、お二人で相談することが大切になります。

ファーストウエディングの費用例

ファーストウエディングで沖縄挙式を行う場合の平均費用は約100~120万円ほどです。
挙式のみのシンプルなものであれば、100万円以内で収まります。
この中には基本挙式代金、お衣装、お写真データ、ご新婦様のリハーサルヘアメイク、当日のヘアメイクが入っておりますので、こちらで挙式を行うことは可能です。
またその他にパーティー、ご新婦様のリメイク、フォトツアー等の代金は含まれていませんのでおふたりのご希望に応じて、プランニング・お見積りをいたします。

沖縄で結婚式を挙げる際の お車代のマナーとゲスト負担の場合の注意点

沖縄での結婚式の費用を下げるコツ

ここまで沖縄挙式にかかる費用の内訳をご紹介させて頂いたところで、どこを削ればリーズナブルに挙式ができるの?と思った方もいるのではないのでしょうか?具体的な例を用いて費用を下げるコツをお教えします。

旅行のハイシーズンを避ける

まず宿泊費や航空券代などの旅行代金は季節や日によって大きく異なってきます。
同じ内容なのに高いお金を払うのはもったいないですよね。
旅行のハイシーズンといわれる、ゴールデンウィークと夏休み(7・8月)は避けた方が無難です。おすすめの時期は以下の3つです。

① 3~5月

→気候も安定し、オフシーズンなのでリーズナブルな時期と言われています。

②梅雨、もしくは夏休みがあけた10月

→雨や台風の時期ですが、お天気が良いことを祈りましょう。

③ 平日

→やはり土日休みの方の方が多いので平日の方が料金は下がります。
おふたりが平日休みで、ゲストの了承も得ればかなりお得になります。

ホテルは早めに予約する

新郎新婦様やゲスト様のご宿泊ホテルのご予約はできる限り早くお取りしましょう。
人気なホテルは人気な日や週末などは特に埋まってしまうのが早いので、日程や希望のホテルが決まり次第早めに予約しましょう。
また安いプランから予約も埋まっていく傾向があり、出発日の直前などになると、空室がないことや高いプランしか残っていない場合もありますので気を付けましょう。

航空券の早割を活用する

また航空券を取得する時期も早ければ早いほど、割引がある可能性が高いので挙式会場や日程が決まり次第、すぐに航空券はゲットしましょう。
また航空会社も特にこだわりがない方はLCCを利用するのも一つの手ですね。

招待人数を最小限にする

さらにパーティーも行う方は特にですが、招待人数を最小限にするとそれだけゲストに係る費用を抑えることができます。
お食事代金はもちろん、人数が多いほどテーブルも必要になるので装花代金も抑えることができます。
友人を呼ぶときりがない!という方は特に親しい友人と親族に絞って開催すれば費用も抑えやすいです。
もしくはアフターパーティー等で友人は招待するということであればふたりだけの挙式も良いかもしれませんね。

キャンペーンやフェアを活用する

お得に結婚式を楽しむ方法として、結婚式情場や手配会社が実施しているキンペーンなどフェアをうまく活用することが重要です。
活用することで割引を受けられたり、一部のオプションが無料になったりすることがあります。そのためより希望に合う内容にて、尚且つお得に挙式を叶えることができます。

沖縄での結婚式で親族の旅費は誰が負担する? 3つの選択肢と考え方

沖縄で結婚式を挙げる際のゲストの費用負担はどうすれば良い?

さてリゾート挙式になると、都内などの挙式に比べて移動費(交通費)がかかるのは事実ですよね。 おふたりはもちろん、ゲストももちろんかかります。 ではゲストの旅行代金は誰が負担するのが好ましいのでしょう。

沖縄挙式の場合、ゲストの旅費は新郎新婦側が負担するのが好ましいとされています。
しかし全額負担は厳しいカップルは、お車代として一部負担する形でも良いでしょう。
またゲスト各自に負担してもらうことも良いですが、その場合ご祝儀はなくしましょう。
旅費を負担してもらって、尚且つご祝儀も受け取るのはマナー違反になります。
またゲスト負担の場合、招待状などに記載するなどして事前に知らせておくことも大切です。

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沖縄挙式はメリハリをつけることが大切

沖縄挙式は費用をかけるところ・抑えるところの、メリハリをしっかりつければ費用を抑えつつも、夢のリゾートウエディングが叶えられるということをご理解いただけましたでしょうか?
どのタイプの結婚式にも共通ですが、もちろんあれもこれもやりたい!では費用がかさむ一方です。
そこで大切なのは、取捨選択。そのためにはおふたりの中での話し合いや、ご家族様とのご相談が大事になりますので結婚式という特別なイベントのためにしっかり話し合いをして、沖縄挙式を楽しみましょう!